NHKをぶっ壊す!というスローガンを上げていた政治団体(NHK党)もあったくらいNHKはある人たちからは嫌われているようです。
これは受信料制度の問題に対する批判であって、気持ちは分からないでもありません。
私も集金人には少なからず嫌な思いをしたことがありますし。
たしか村上春樹もIQ84で主人公天吾の父親をNHK集金人とし、天吾の心にトラウマを残したとして書いておりますね。
が....、年を重ねるにつれてどんどん、好きになってるんですよ。
「NHKの番組」は。
集金人についてはさておき、番組が良いのです。
少女の頃はあれほど、ダサい、年寄り臭い、絶対見ない、と嫌っていたはずなのに....。
あ、私が年寄りになったせいか、と、ここで気付くわけです。
まずはドキュメンタリー。
NHKは本当に素晴らしいと思います。
年と共にドキュメンタリー好きになっている私にとって、テーマの掘り下げの深さ、距離感、積み重ねた時間の長さは、完成度高い仕上がりとなって、とても見ごたえがあります。
やはり芳醇な資金があるからということでしょう。
けれど、それだけではないですね。ドキュメンタリー番組を作ることにかけて(たぶん)命かけているような狂気ともいえる熱量を持つ方々がいらっしゃるということは間違いないでしょう。
私のように普通の人間、凡夫にはとてもマネができません。
リスペクトも込めて「NHKスペシャル」や「映像の世紀」、以前だと「ドキュメント72時間」、最近は「未解決事件」もチェックし、視聴しております。
Nスぺ、「大アマゾン最後の秘境シリーズ」でイゾラドを見た時には大変なショックでその後数日間というもの仕事に行っていても部屋で家事をしていても、イゾラドが頭に浮かんできて大変でした。

https://www.web.nhk/tv/an/special/pl/series-tep-2NY2QQLPM3/ep/465Z55Z9QQ
映像の世紀に関しては、映像と共に音楽も素晴らしく、コンサートにも数回足を運ぶくらいのめりこみました。
その他、10年くらい楽しませていただいているものとしては「100分de名著」があります。本好きな私にはたまりません。
こちらはテキストを買い、予習復習(というほどではありませんが)して面白さを倍々にしております。
超一流の専門の先生方のお話を無料で(受信料払ってますが)聞けるなんてなんて素敵な事でしょう。
You tubeなどで知った顔して語っているアマチュアの人とは話しの濃さが違います。もうね、年齢を重ねた私が納得の行くものでないと見る気しませんから。ここから広がる読書や映画もあります。
実は子育て中にもずっとNHKさんには教育テレビでお世話になりました。今はEテレですね。たまに見るとそのとがった番組作りに驚きます。どんな局よりも先端をいっているのではないかと思うことがよくあります。シュールで、え?子供向けにこれですか、と思う子供番組もしばしば。
NHKEテレ、チャレンジャーです。
こうしてそのうち「こころの時代」など見るようになるのかもしれません。
まさに、ゆりかごから墓場まで、です。
実際、ラジオですが、友人は「最近寝つきが悪くなってきてて、そんな時は『ラジオ深夜便』とかさ、聞いちゃってるのよ。落ち着く~。」なんて言ってましたから。
ただ、
全部は見られません。
もちろん。
まだほどほどに忙しいですしね。
他にもやりたいこと、しなければならない事、などもたくさんあります。
けれど、こうやって、還暦を過ぎた私の心を大きく揺さぶって感動させ、興奮させ、面白いと喜ばせ、時に行動に結び付けててくれたり反対に静めてくれる番組を提供してくれているNHKにはこれからも目が離せませんし、どんどん、、、好きになりそうです。
(受信料はもう少し下げてもらえると助かるけどね)
知的好奇心、年と共に、NHKと共に深まり、新たな楽しい残りの人生を過ごすきっかけになりそうです。
NHK、好きですか?
あなたの推し番組は何でしょう?











