最後に「あぁ、面白かった」って言いたいから

何回かの人生のステージを経て、いよいよ最後のステージがやってきました。 人生100年時代、どんなふうに最後の物語を作っていこうか。 このブログでは、最後に「あぁ、面白かった、ありがとう」と言えることを目指してシニア女性シングルライフを送る日々を記していきます。

ゼッテリアでモーニング ~甘く見られないための「圧」は大事~

 

皆さまお待ちかね(?)今週のモーニングは駅構内の「ゼッテリア」です。
ロッテリアじゃないですよ、ゼッテリアです。

昨年4月、ロッテリアが「すき家」などを運営するゼンショーホールディングスの傘下に入ったことで誕生した新ブランドです。

バーガーショップって、私はたま~に「ジャンクフード食べたい!」と突然思い立って、その時にしか行かないので、ロッテリアとの違いは分かりません。
が、今回利用してみましたのでレポートです。

新しくて明るい店内。4人掛けシートのボックス席やカウンター席もあり、私は一人掛けの区切られた席で、落ち着いて食事を楽しみました。こじんまりとした空間、意外と居心地がいいものです。

入り口にあるパネルで注文してから支払うシステムなのですが、私は情けなくも操作に少し手間取ってしまい、店員さんに少しだけ(ほんの少しだけ!)助けてもらいました。
ちょっと恥ずかしい思いをしたものの、その後、私の後ろにいたおじいさんが「これを注文したはずなんだけど…」とさらに苦戦していたので、「まあ、まだマシだったかも」とひそかに思いました。


結局、スタッフさんが慣れた手つきで対応し、問題はすぐに解決。たぶん、こういうシニアのお客さんは多いんでしょうね。
おじいさんの代わりに心の中で「ありがとうございます」と感謝しました。

今回注文したのは、ソーセージエッグマフィン、トライアングルハッシュポテト、そしてドリンクMで540円。温かく、しっかりした朝食がこの価格で楽しめるのは嬉しいですね。
久々のファーストフードの味、満喫しました。

 

 

ゼッテリアには他にもモーニングメニューたくさんあります。
  ↓ ↓ ↓

www.zetteria.jp

 

周りを見渡すと、出勤前のサラリーマンやOLがほとんど。
そんな中、上下黒のスーツに大きめのバッグを持ち、髪をきちんと結んだ30代くらいの女性が、私と同じソーセージエッグマフィンにレタスを加えたものをしっかり食べていました。
体格ががっしりしていて、骨や筋肉がしっかりついた、まるで柔道家のようなたくましい女性でした。
思わず「今日も一日頑張ってね!」と心の中でエールを送りました。

私がアメリカに住んでいた頃、日本に帰ってくると、日本の女の子たちがみんな細すぎて貧弱に見えることがよくありました。
日本ではそれが「素敵」とされているのかもしれませんが、もう少し肉や筋肉をつけて、堂々と歩いてもいいのに、と思うこともありました。
今でもそう感じることが時々あります。

今日の彼女のように、戦闘服(スーツ)を身にまとい、社会に立ち向かっていく姿を見ると、そのエネルギーや決意が伝わってきて、「日本もこれで大丈夫だ」という安心感を覚えます。

甘く見られないための「圧」、やっぱり大切ですよね。
日本も海外も「見た目が9割」です。
強さを持って立ち向かう姿勢は、内面も外見も意外と重要なんだと感じます。

もちろん、日本人の優しさや謙虚さはとても素晴らしいものですが、働く上ではそれが時に邪魔になることもあります。
その優しさが強さと結びついていればいいのですが、時には自分の弱さを認めてもらおうとする場合も。

そうなると、周りは面倒がって距離を置いたり、逆に利用しようとする人が出てきたりします。

 

大人になるということは、そういう自分の弱さに向き合い、それに立ち向かう強さを身につけることなのだと思います。

毎日、ほんの1ミリでも前に進んで、少しずつ強く優しくなれることを願っています。

 

私自身、13年前に仕事を始めた頃、「一歩前へ」と書いた紙をポケットに忍ばせていました。

仕事中、心が折れそうになるたびにその紙を触り、気持ちを奮い立たせていました。「一歩前へ」。それはまるでお守りのようでした。

 

そんな私だからこそ、同じような人たちに優しくありたいと願っています。でも、そのためにはまず自分が強くなければいけないんですよね。

さあ、明日もしっかり食べて、頑張りましょう!