ジムに入会
茶の湯講座を見つける前、5月第二週目の終わりにジムに入会しました。
無職で収入のない人がそんなものに入っていいのかとも思いましたが、まず仕事を辞めて考えたのが自分の身体のことでした。
体調は未病で、頭痛やだるさ、めまい、冷えのぼせ、下痢は、いつものこと。
小さな薬袋に、頭痛薬、風邪薬、胃腸薬、下痢止めを。
夏でも使い捨てカイロを持ち歩きました。
仕事中に調子が悪くなった時のために。
職場で「それでも熱は出ないのよ」と自慢していたら
「それは、熱も出ない(出す力がない)身体、ということよ。」
という冷静な同僚からの返事。
、、、そういうことだったんだ。ショックを受けました。
又、良くつまずくようになりました。
4月末には地下鉄ホームで転んで頬骨をひどくぶつけました。
腫れて顔が変形しました。
帰宅して鏡を見て驚き、すぐに近くの整形外科に駆け込みました。
CTの結果、骨には異常が無いことが分かって良かったのだけれど、次の日起きたら目の周りが真っ青でした。
DVにでもあった女性のようで不気味です。
自分にすっかり自信が無くなりました。
確実に筋肉が弱くなっている。
休みの日には結構歩いてるつもりだったけれど、それでは十分では無かったのかもしれません。
以前から気になっていた、スポーツクラブを調べてみました。
マンションから徒歩ですぐのところです。
ちょうどキャンペーン中でかなりお得になっていました。
入会金など最初にかかるものがゼロ円に、しかも5か月、プール以外はジムもスタジオレッスンも込みで1か月5500円です。
これは、もしかしたらスピリチュアル界で良く言われる「引き寄せ」というものかもしれない。
そういえば最近「辛いことや苦しいことがあったら筋トレを!」と発信しているSNSも気になってフォローしたのです。
その短くて単純な文章を読むだけで元気が出ました。
何か自分の身体の奥底にあるものが運動を求めていたのに違いありません。
中を見学した後、すぐに入会を決めました。
その時に、
「おすすめです」と言われたパーソナルトレーナー「初めて3回セット」も申し込んでしまいました。
後で調べてみたらこちらは少しも安くなっていなかったのに、勢いに乗ってしまった、、というか、潜在意識の力なのか、人間とはこんなものなんでしょうね。
「今お話ししていて、〇〇さんには(私のこと)このトレーナーが合います。」
若い女性スタッフの真剣なまなざしが眩しかったこともあると思います。
こうして40代くらいの男性トレーナーがつくことになりました。。
彼はこの道20年というベテラントレーナーさんで、私の筋肉量や体脂肪量をチェックし、目標数字を設定。
仕事では数字目標が苦しかったくせにこちらは数字で確認できるのを楽しいと思いました。
トレーナーさんはとてもにこやかにマシンの使い方を私に教え、優しくかつ厳しく励まします。
「隠れ肥満」という私もやる気が出てきました。
マシンで筋トレをしていると、なんだか自分が急に強くなったように感じられました。
不思議です。
やはり心と身体はつながっています。
今、仕事を辞めて一人で部屋にいて煮詰まってしまう時には、気分転換に30分ウォーキングマシーンだけ、に行くこともあります。
すぐ近くに気楽に行ける場所があるということは精神衛生上にも良いことです。
仕事を辞めて宙ぶらりんの私の居場所が一つ、増えました。
それにしても、私の入ったジムは住宅地のそばにあるせいなのか、年配者が多いですね。
どこへ行ってもお年寄りばかりだな、と思うのは私が年を重ねてそういう場所に行くようになっているからかもしれませんが。
そして、私はそういう場所がとても居心地良くなっています。
続きは又明日。
【お灸と心療内科】編です。