最後に「あぁ、面白かった」って言いたいから

何回かの人生のステージを経て、いよいよ最後のステージがやってきました。 人生100年時代、どんなふうに最後の物語を作っていこうか。 このブログでは、最後に「あぁ、面白かった、ありがとう」と言えることを目指してシニア女性シングルライフを送る日々を記していきます。

本・映画

ホラー映画よりリアルな恐怖!?『下流老人』三部作

老後のお金、みんな心配ですよね。年金?貯金?そして…生活保護。 今回これらの本を読むにあたって、名古屋市の生活保護受給率を調べてみました。 結果は驚愕でした。 2019年、65歳以上の40.6%、つまり2.5人に一人が生活保護を受けているんです。 名古屋市…

【思考の整理学者の老い】 いつ死んでもいいと言えるような人生を送るために書く。(シニア本③)

「いつ死んでもいい」老い方 作者:外山滋比古 講談社 Amazon 東大・京大で最も読まれた本とも言われる『思考の整理学』の著者、外山滋比古先生が老いについて書いた本です。このブログでは、これを3冊目のシニア本として紹介します。 これまでは、60歳前の作…

国を挙げて「恋愛ブーム」を作ろう!60代からの提案

最近、大河ドラマ『光る君へ』にすっかりハマっています。心をときめかせる恋愛の要素と、歴史の大きな流れが同時に楽しめるので、毎回とても満足感があります。 大河ドラマといえば、これまで歴史の偉人や大事件を取り上げ、大規模なセットと壮大な戦闘シー…

「シニアにAudible(オーディブル)はおすすめ!」

昨日、体調を崩してしまいました。 ぐるぐると回るめまいと頭痛、そして吐き気に悩まされ、ベッドで横になって過ごすことに。これまでも軽いめまいを経験したことはありましたが、今回は特にひどく、救急車を呼ぼうかと本気で考えました。 それでも、時間が…

「くう、ねる、あそぶ 」 ずっと追い求めてる生活です。

仕事を辞めてからはや4か月余り。毎朝満員の地下鉄で出勤していた日々が、まるで遠い昔のように感じられます。当初は「とりあえず少し休む」つもりでしたが、いつの間にか新しい生活リズムが染みついてきました。......これは、やばい感じでしょうか、、、。…

井戸を掘り続ける村上春樹と、私の振り返りの年

2日前より、村上春樹の「騎士団長殺し」を読み始め、すっかりハマっております。 7年くらい前の作品を、 いまさら? ですが、仕事をしているとこういう長編の小説って読めないんです。 やっと読める心持ちになりました。 何故読めないか? それは三宅香帆さ…

還暦はシニア本で「レッツゴー!ばーさん!」(シニア本②)

図書館で借りた「シニア本」(私が勝手に名付けたジャンル)2冊目、平安寿子さんの「レッツゴー!ばーさん!」を読みました。 ( ↓ 前回は本田健さんの「60代にしておきたい17のこと」でした。) kingyonome08.hatenablog.com 今回の主人公は60代デビュー…

「いくつになっても胸キュン」~60代も恋心♥が大事!

60代のみなさん、最近胸キュンしていますか? 介護や仕事で疲れ果てて、そんな余裕はないわ、という方もいらっしゃるでしょう。 反対に、推しに胸キュンで、推し中心の毎日を過ごしている方もいるかもしれません。 あるいは、何十年もの間ご主人にキュンキュ…

最後まで、知ること、学ぶこと、考えることを続けたい

◆ 映像の世紀「日米のプロパガンダ戦」を見て 先日、NHK+で「映像の世紀 バタフライエフェクト」を視聴しました。 『太平洋戦争 日米のプロパガンダ戦』の回です。 8月は太平洋戦争終戦の月で、戦争に関する番組が多く放送されます。 私も毎年、この月には…

『60代にしておきたいこと』は何ですか? (シニア本①)

腰痛は少しずつ改善しているようで、今日は久しぶりにジムに行きました。 とはいっても怖いのでとりあえずウォーキングマシーンだけ。 ジム用にとプレゼントしてもらったスマートバンドがようやくジムで使えました。 「すごい!お見事!」とほめられました。…

「ヴェネツィアの宿」読了:須賀敦子さんの人生

ゆっくりと、大事に読み進めていた本を、ようやく読み終わりました。須賀敦子さんの「ヴェネツィアの宿」です。 その美しい文章からは、誇り高く、孤高な人物像が浮かび上がります。須賀敦子さんの作品は、これで二冊目となります。最初に読んだのは「コルシ…

もし、二度目の人生があったとしたら、、、。東野圭吾「秘密」を読んで。

勧められて、東野圭吾の「秘密」を読みました。 映画化もされた有名な話で良くご存じの方も多いと思いますので、詳しい説明は省略しますが、簡単に言うと「事故で娘の身体に妻が宿ってしまう」というお話です。 事故で妻は亡くなり、娘は助かる。けれど、実…